2019年2月17日日曜日

Razer BLADE STEALTH 13(2019)買った話 [外観編]

Twitterではすでに話していたが、Windowsサブ機としてRazer BLADE STEALTH 13(2019)を購入しました。

iPad Pro買ったばかりなのになんで?馬鹿なんです。許して。

◆購入に至る経緯

2年前になるのですが、当時使っていたデスクトップPC(PhenomII X6)が突然死。
当時他のPCがなかったため、新しいPCの発注や届くまでの間約2週間、大変不便な思いをしました。
その頃からずっと『これだ!』と思うノートPCがあれば欲しいなーと思っていたのですが、なかなかピンとくるものがなくはや二年。
ようやくピンとくるものに出会えました。
だから決して衝動買いではない

ちなみに他にずっと候補としてい続けたのは下記5機種。
最後まで買わなかった理由と合わせてどうぞ。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon (かっこいいけど、ビジネス感あり過ぎ)
DELL XPS13 (狭ベゼルで画面もきれいだけどキーボードが台無し)
HP Spectre x360 (かっこいいけどすぐに傷が付きそう&目立ちそう)
Vaio S13 (冷えるのはよく分かっているけどこのタイプのヒンジは好きじゃない)
ASUS ZenBook Pro 14 (重い。あとヒンj(ry)

◆購入の決め手

購入前に秋葉原のツクモで現物確認。
パネルの質感や液晶の美麗さ、キーボードの打鍵感、どれも満足がいくものだったので購入自体はこの時点で決定。
ただ、事前にオンラインショップを見た限りでは在庫切れだったのでその場で買うことはないだろうなと思っていたら、

店員『ありますよ』
ぼく『えっ』

その後、店員から
『4Kモデルはまず日本で正規販売されない』『一回品切れしたら暫く入ってこないかも』と常套文句を言われた結果、めでたくお持ち帰り。
久しぶりに見たけどまだこのキャラ生きてたのね…

◆簡単に開封の儀

外箱を開けるとRazerいつもの化粧箱が鎮座してます。
下側のスペースにはACアダプターが隠されてました。
余談ですが、充電器は65WのUSB-C給電タイプでかなりコンパクト。

RazerPhoneのときも思ったけど、箱が黒一色なのでいまいち撮りづらい…
ただ箱の質感は大変素晴らしく、高級なものを買ったという感じがして素敵です・
フタを開けるとカワサキみたいなライムグリーンの内箱に本体が収まっています。
外蓋は某社の高級ノートブックを明らかに意識しているのに、ここでライムグリーンが出てくるとちょっと微妙な感じ。
本体は黒一色のモノリスデザインで金属の質感が素晴らしいです。
ゲーミングにありがちな背面のロゴが光るなどの演出はなく、キーボード自体は発色&色変更可能ですが、1色のみでキーごとの配色は不可。
この辺はあくまでゲーミングPCではなく高性能ラップトップでしかない、という設計思想を感じますね。
発光していてもどっちでもいい人なんですが、いい大人なのでシックな方が良いのかも。



側面部のI/Fはこんな感じ。
外部画面出力したい人は別途なにか買えってことらしい。
左側面部。USB-C(USB3.1)とUSB-A(USB-3.1)に3.5mmジャック。3.5mmジャックを捨ててないのは◎

右側面部。Thunderbolt3とUSB-A(USB3.1)。充電はどちら側のUSB-Cでもできるのでお好きなように。

スペックは公式を参照。
今回購入したのはGeForce MX150を搭載したグラフィックモデル。
RAMも16GBと十分に人権が確保されております。
ストレージが256GBなのは若干不安ですが、あくまで私の場合はサブ機なので特に問題にならないはず。
液晶は残念なことに4KではなくFHDですが、どうせこのサイズだとスケーリングする未来しか見えないので割り切ることに。
解像度を除けばコントラストや発色含めトップクラスの液晶なのは間違いありません。
長くなってしまったので一旦この辺で。
暫く使い倒したら使用感などまた報告しようと思います。



2019年2月13日水曜日

iPad Pro 2018(11インチ)を使い続けてみての感想(約1ヶ月)

さて、昨年末に唐突に思い立って導入したiPad Pro 2018(11インチ)。
約1ヶ月使い続けていろいろ見え始めてきたのでつらつらと箇条書してみることにした。

①電子ペーパーとして

電子ペーパーとしてはとにかく最高。
筆者は開発設計職なのだが、実験中や製図・モデリング中に結構メモをとる必要がある。
今までノートでとっていたものをiPad Proに切り替えたわけだが、
・実験して気になった箇所の写真を撮ってそのままノートに貼れる
・図示したものをpdf化してそのまま展開できる
といったところが筆者の使い方や環境にハマって大変便利に使っている。
いわゆるスタイラスペンは初めて使うデバイスだったが、あまり違和感もなく書き心地も良好だと思っている。
ただ、このApplePencil2には微妙な所があってそこだけは許せない…(詳しくは後述)

②電子書籍・動画鑑賞端末として

期せずして五等分の花嫁に同時期にドハマリしていたわけだが、ドハマリした要因の一つはiPad Proで読む漫画が大変快適だったこともある。
サイズ感が絶妙で、ギリギリ片手で取り回ししやすいサイズであることや、狭ベゼルでの没入感はエモいの一言。

動画については他の人達も触れているようにアスペクト比が4.3:3なので画面を全部活かしきれているとは言い難い。
とはいえ、そこを16:9や16:10にしてしまうと今度は電子書籍やブラウジングする際に取り回ししづらくなってしまうから難しい所。
画質は流石に高繊細なディスプレイなだけあって文句のつけようがない感じ。悔しいけど。
三玖は本当に可愛いので幸せになってもらいたい。


③ノートパソコンの代わりになるか

ならない。以上。
と終わらせるのは簡単だけど、もうちょっときちんと書く。
要は『仕事で使うアプリはマウスを使えないと使いづらいアプリが多い』ということが枷となってノートPCの代わりは難しいと感じた。
いわゆるWordやExcel、PowerpointといったOfficeアプリで顕著だが、マウスでの操作を前提としたUIになっていて、
マウス繋げないiPad Proだと操作が不便なことがままある感じ。
iOS12からマルチウィンドウに対応するようになったものの、使い勝手が悪くWindowsにはかなわないのも一因な気がする。
とはいえ、既にある程度出来上がっている文書やスライドを修正したり、会議なんかで映すのには最高に便利なので使い分けが大事。
なんでもそうですが、一つで全部やろうと思うと厳しい。

④Apple Pencil2の駄目な所

とにかく汚れが目立ちます。特に手が汚れているわけでもないのにどんどんまっ黒になっていく…(白い色なので汚れが目立つから辛い)
会社の実験室でバンバン使っているからしょうがないんでしょうが、傷つきやすいのもちょっと悲しい。
これで\16kだっていうから巫山戯てる。きっとApple信者は汚れたらどんどん買い換える大富豪しかいないんでしょう(煽り

レイテンシも少なく、書き心地もいいので本当に惜しい。
グレーが出たら買うからサードパーティでもいいのでどこか作って。

◆総括

わかっていたけど、ノートPCの完全な代替にはならない感じ。
筆者は普段デスクトップで代替作業することが多いので、ノートPCの役割は会議で資料映したり、実験中のデータ確認・入力が殆ど。
そうした使い方だとiPad Proの機動性が勝って会社のノートPCはほとんど起動しなくなりました。
どんな道具でもそうですが、運用を考えてから導入しましょう。
……まぁ、わかっていても欲しいときは買っちゃうから欲しけりゃ買えば良いんですよ







2019年2月10日日曜日

Momentum True Wireless レビュー

AirPodsの登場以来、様々なメーカーが新製品を出して群雄割拠の世になっているTrue Wirelessイヤホン。
もともとヘッドホン/イヤホンヲタクですので、あんまり無線オーディオは興味がなかったのですが、みんな大好きSennheiserがTWSイヤホンを出してきたので試聴してみたら




思わずIYHしちゃった(Sennheiser信者だからしょうがない)。
というわけで簡単にレビュー。

◆外観

開けるとイヤホン本体と充電ケースが鎮座。
ファブリックなケース、アルミのハウジングなど高級感が半端ないです(実際に高いけど)
イヤーピースはゴムのものが4種ついてきていますが、自分はコンプライを使用。

ケースに収めるとこんな感じ。
先にも述べましたが、コンプライをつけて使っているのですが、これだと多少ケースに収めるときに窮屈な感じになるので、充電接点が触っていないときがあります。
ちょっと押し込めばいいだけなのですが、コンプライユーザーは注意。



充電は後ろのコネクタから。USB-Cを採用するのは本当に偉い。
未だにmicroUSB採用するメーカーはちょっとおかしい



◆実際に使ってみて(40~50時間程度使用)

=良いところ=
・ワイヤレスイヤホンとしては音質はトップクラス。IE80あたりの一枚落ちくらいには肉薄している
・特性としてはIE800みたいなフラット。定位もイヤホンとしては及第点
・バッテリー駆動時間は自分の使い方では十二分。よっぽどヘビーユーザーでなければ大丈夫そう
・心配していたホールド感は完璧。全然落ちる気がしない

=悪いところ=
・ペアリングがたまに時間がかかる時がある(条件は不明)
・タッチパネルが微妙に使いづらい。1度タップや2度タップぐらいまでは使えるけど、3度タップが成功した試しがない…
・長押しでのボリューム調整が結構難しい
・フィルタが付いていないのでフィルタ付きコンプライじゃないとちょっと怖い


流石IE800のドライバを採用してきたなといった感じで、
ようやく完全ワイヤレスイヤホンとして及第点を出せそうな音質レベルを持つ機種が出てきたと思います。
この手の完全ワイヤレスイヤホンは音質と同じレベルで装着感が大切になってきますので、店頭での試着・試聴を強くオススメします。

個人的な希望はSennheiserの発売を受けて、BayerあたりがXelentoを完全ワイヤレス化してきたらもっと盛り上がりそう。