昨年のことになりますが、急に思い立ってスマートウォッチを導入した(いつものことです)。
機種はFossil Q Explorist(Gen.3)。使いだして大体1ヶ月が経つので簡単に使用感を記しておく。
◆どうしてFossil Q Explorist(Gen.3)にしたのか
もともとスマートウォッチ自体に興味はあったのだが、どれも四角い文字盤で時計っぽくないデザインが多く手を出せないでいた。そんな中、Android Wear2.0搭載・フルラウンド液晶に進化と言う形で本機種が発表され、実物を見たら大変質感が高く、購入を決意した次第。
実際Apple WatchやCASIO PROTREKも購入候補にあったが、それらよりも腕時計として質感が高かったのが購入の決め手だった気がする。
◆Fossil Q Exploristを導入してよかったこと
1.いちいち携帯を出さなくても情報が確認できる
別にこの機種に限ったことではないが、この『携帯を出さずに新着情報を確認・処理できる』というのが、思っていた以上に快適だった。年末にXperia XZ Premium[G8142]とRazer Phoneをメイン機として導入したのだが、いずれも5.5inchを超える大型端末。
大画面機は使っている間は良いのだけれど、ちょっと情報を確認したいときにポケットから出すのが大変億劫だった。
美しい……! pic.twitter.com/DROi80l9aQ— ぶりろく@G8142&Razer Phone (@blitzen_6) 2017年11月15日
どっちもいい機種なのは間違いないが、デカイと言うわけで、今年の買い納め端末、Razer Phoneです pic.twitter.com/ivqHyQuh25— ぶりろく@G8142&Razer Phone (@blitzen_6) 2017年12月7日
簡単な情報確認(予定や周囲地図、メールやLINE等)はスマートウォッチ側だけで確認できるので、
出歩いている際に携帯を出す機会が相当減った気がする(≒携帯落とすリスクが減る)。
2.良い意味でスマートウォッチらしくない
最初にも挙げたが、パッと見スマートウォッチらしくないのが良い意味で素晴らしい。
Apple Watchのような四角形文字盤はやはり『時計』というより『ガジェット』という感じがしてフォーマルではないし、
PROTREKもG-SHOCKと同じくカジュアルすぎて仕事の場には身につけて行きづらいところがある。
その点、Fossilは元々腕時計メーカーでもあるため、ベルトやボディの質感は折り紙付き。
またウォッチフェイスもFossilオリジナルデザインが多数あり、飽きないのも◎。
3.やっぱり腕時計つけていると何かと便利
社会人になりたての頃は腕時計つけていたが、仕事(実験)で壊してしまってからはつけていなかった。久しぶりに着けると、結構な頻度で時間を確認するためだけにスマホを出しては閉まっていたんだなぁと再認識。
◆Fossil Q Exploristの残念なところ
1.センサー類はそんなに充実していない
あくまで時計寄りなので、流行りの気圧高度計やGPS、心拍計なんかはついていない。フィットネス系の機能も歩数計ぐらいしかないのでそういう機能が欲しい人にはおすすめできない。
アウトドア用途を希望するなら素直にGARMINやCASIOを買いましょう。
2.充電が遅い
毎日充電が必要なのは液晶タイプの他機種と一緒だし、寝る前にスマホと一緒に充電すればいいのでそれは良い。ただ、その充電速度があんまりにも遅いのは少々閉口している(20%⇒100%まで約4hぐらい)。
恐らく、少しでもバッテリー生涯寿命を延ばすためにゆっくりめの充電なのだろうが、緊急時にすぐに充電できないのはツラい。
3.普通の腕時計に比べると分厚い
やっぱり普通の腕時計に比べるとケースが分厚い(12.5mm)のはちょっと気になるところではある。とはいえ、競合機が15~18mmという中で12mm台に抑えてきているのだから、これを言うのはちょっと酷かもしれない。
◆総括 ~アウトドア用途でなければ最良の機種
上でも述べたが、登山やスキーなどのアウトドア用途としては非常に心細い装備ではある。ただ、そういったシチュエーションを考えないでも良いのならデザイン・性能のバランスが取れており最良の機種と言えそう。